キャベツ湿布に対する賛否両論~そもそも母乳の医学的専門家がほとんどいないからこうなる

当ブログのこの記事が、急にアクセス数上がっていたので、どうしたのかと思っていたら、キャベツ湿布論争が起こっているようですね。

キャベツ湿布で乳腺炎回避!おっぱいが熱をもって痛いママをレスキュー!
CC-Kachan こんにちは!キャベツ湿布推奨派のCC-Kachan(しーしーかーちゃん)です。 本当のとこ、キャベツ湿布ってどうなの?と疑問に思われている方は、まずこちらの記事からご覧ください。 ...

たしかに、キャベツ湿布だけで乳腺炎は治りません。
それは、私が書いた記事にも書いています。

キャベツ湿布は乳腺炎で熱を帯びたおっぱいを冷やすのにいい感じ、ってことだけです。

熱が少しとれるだけで気持ちいいですからね。
これは体験した人ならわかります。

昔、まだ薬用湿布がなかった頃とか、高価で買えなかった頃とか、代用品として野菜が使われたのは想像できますよね。
おばあちゃんの知恵袋はそうしたところから生まれているのだと思います。

苦痛を和らげる方法が、おばあちゃんの知恵袋。

夜中に爪を切ると親の死に目に会えない

雷さんにへそを取られる

これらはあきらかに迷信です。
でも、昔の生活スタイルを想像すると、こういうことだったのかな~と思うんですよね。

夜中に爪を切ると親の死に目に会えない=昔は夜は暗かった。暗がりで爪切ったら怪我しそうだし、切った爪が飛んで目に入ったら大変なことになる(目が見えなくなるかも)

雷さんにへそを取られる=雷が鳴って雨が降ると、急に気温が下がってくることがある。へそを出しているような格好をしていると、お腹を冷やすかもしれない。

ただこうしたことに絶対はないですよね。
科学的に根拠がない。
でもだから無視してよいかというと、そうじゃないと思うんです。

子どもにもわかりやすく、頭に残りやすい、キャッチーな言葉で問題行動をいさめるのが目的だからです。

~しちゃだめ、とだけ言っても、子どもはききやしません(苦笑)
「お腹出してたら下痢するよ」と言っても、絶対じゃないのでやはりいうことはきかないでしょう。
「お腹出してたら雷さんにへそ取られるよ」と、脅し文句になってしまいますが、そうしてでも子どもの体調を守ってやりたいと親は思うでしょう。

起こりうるマイナスな可能性を少しでも取り除いてやりたいのが親心です。
おばあちゃんの知恵袋も、そうした思いから生まれたのではないでしょうか。

絶対ではない。
でもそう言われているのには背景がある。

迷信だからと無視するのは、少しもったいない気がするのです。

キャベツ湿布や母乳の質についての情報は迷信でいい加減か?

私も当ブログで母乳の質について記事を書いています。

まずい母乳に赤ちゃん激怒!トラブル回避に母乳を味見してみよう!
母乳の味を確かめてみたことはありますか?自分の体から出たものを口にする経験なんて、めったにできるものじゃないですよね。ぜひ一度、搾乳した母乳を舐めてみてください。どんな味がしましたか?美味しい母乳とマズイ母乳。美味しい母乳...

私の体験に基づく内容なので、迷信でもいい加減な内容でもありません。

でも、万人にあてはまる、絶対なものではありません。

こういうことがあったから、あなたもそうかもよ?
こういう対処したら問題が解決したから、試してみるのもありかもよ?

そういう情報を、実体験に基づいて発信しているのです。
それを迷信もしくはいい加減な情報と切り捨てられるのは心外です。

情報過多な現代において、自分にとって一番正しい情報にたどりつくのは難しくなっています。
とくに、健康に関する情報に関しては、Googleも神経をとがらせていて、これまで検索トップにいた記事がある日突然姿を消す(順位外に飛ばされる)ということが現実に起こっています。

健康に関しては、藁をもすがりたいという気持ちで検索されている方が多いことと、命に関わることなので、いい加減な情報が検索トップにくることがないよう見張っているのでしょう。

また、母乳に関して、日本ではあまり研究が進んでいないことは事実です。
医学的見地に基づく母乳情報が少ないんです。
それでも、授乳中のママは毎日母乳育児と向き合わなければなりません。
あらゆるトラブルに、自分で対処しなければならないんです。
辛い時、おばあちゃんの知恵袋に頼りたくなる人のことを、バカにすることはできません。
迷信か、いい加減な情報なのか、判断するのは本人にゆだねられているのが現実です。

医学的根拠はなくても、苦痛をやわらげるヒントにはなりえる。

キャベツ湿布は私はやってみてとても気持ちよかったので、人にオススメします。
でも、薬効はないと思います。
ただキャベツをあてるだけでは乳腺炎は治りません。
乳腺炎を治すには、桶谷式のマッサージを受けるか、自分でしこりを搾りだすか、乳腺科の医師にかかるしかないです。

医療関係者であればきっと、乳腺科にかかれというでしょうし、私のように桶谷式マッサージを受けている人なら桶谷式をすすめるでしょう。
自分でしこりを搾り出して乳腺炎まで悪化させずに済んだという人なら、痛いけど自力でがんばってしこりを搾りだせば大丈夫というんじゃないでしょうか。

私も今回のことで少し調べてみて、キャベツ湿布以外で冷やす方法を見つけることができました。

母乳パッドを水で濡らしたものや、おむつを濡らしてあてがって冷やすのも気持ちよさそうですね。
適当なものがなければ濡らしたタオルでもいいと思います。
使いやすく、心地よいものを採用すればよいと思います。

私がいただいた育児グッズの中に、”さくらんぼの種のカイロ”というのがありました。
ドイツから一時帰国した友人からのお土産です。
ドイツでは子どもができたら、まず購入するのがさくらんぼの種のカイロなのだそうです。
使用法は冷蔵庫に冷やしておいて、子どもの発熱時におでこや首元などにあてるというものです。
レンジでチンして温湿布として使うこともできるそうです。
私は実際に娘が熱を出した時、子どもの首元に氷枕のようにしてあてがってみました。
冷たすぎないせいか、子どもは嫌がることなく、気持ちよさそうにしていました。

これに薬効があるかというと、どうなんでしょうね?
さくらんぼの種である理由もよくわかりません。
子どもが熱が出た時、心地よく冷やすことができるというだけの、ドイツ式”おばあちゃんの知恵袋”かなという気もします。

その人の苦痛は、その人にしかわかりません。
キャベツ湿布が気持ちいいと感じる人もいれば、効果を感じない人もいる、それだけの話です。
ただそこに薬効まで求めるのはいきすぎだと私も思います。

あなたの苦痛をやわらげてくれるかもしれない先人の知恵、おばあちゃんの知恵袋。
それをうのみにするのではなく、自分に必要なものを上手に取捨選択していってください。

コメント